北辰禅・無の悟り

北極星・ポラリスのメッセージです。

思考と執着を手放し、宇宙の根源へと近づく

みなさんも人生で一度は、宇宙の根源について、考えたことがあるのではないでしょうか。

宇宙の始まりは、どんな感じであったのか、考えて、眠れなくなったこともあったかもしれません。

この宇宙の根源を知るために、人類のなかの一部の人は、さまざまに修行をしてきました。

その一つが、「無」になる修行です。

無になるというのは、わかりやすく言えば、意図的に、自覚的に、一切、何も考えないことから始まります。

どうでしょう。

一度、無になってみては。

ただ、実際には、無になろうとしても、なかなかなれないものです。

いろいろな雑念が湧いてきます。

気になることや心配事、悩みが浮かんできます。

それが一般的です。

ですから、無になるためには、過去に出来事で傷ついたこと、苦しんだこと、教えられたことなどにとらわれないようにしなければなりません。

そして、未来についても、恐怖したり、心配したりすることがないようにしなければなりません。

さらに、今、現在の生活においての仕事や家庭、人間関係、自分のことについても、考え方を整理して、とらわれのない状態にしなければなりません。

さて、そうして、過去にも、未来にも、現在においても心がとらわれないようになってきたら、いよいよ、無になる修行が進んできます。

椅子に座っても、ベッドや布団に横たわっても、ソファーでくつろいででも構いません。

ゆっくり、ゆったりと呼吸を整えてください。

そして、目を閉じ、何も考えない、ということを実践してみてください。

いかがですか。

それでも、何か言葉が出てくるのではないでしょうか。

言葉やイメージが浮かんでくるものです。

この言葉やイメージも浮かばないように努力してみてください。

中には、「無になれ。無になるんだ」と自分に言い聞かせている方もいると思います。

しかし、その「無になれ」という言葉が出ているうちは、無ではありません。

ここからが無の修行の本番です。

その「無になれ、無になるんだ」という思いそのものが出てこないように、「無になる」という執われ自体を心から無くさないといけません。

難しいことなので、なかなかできないかもしれません。

それでも、毎日、5分でもいいので、自分の心を振り返る習慣をもっていただくと、次第にできるようになると思います。

こうして、無になることができ、無の悟りを得た瞬間、あなたは宇宙の根源、宇宙の始まりを体験することになります。

それは、言葉以前の世界です。

イメージ以前の世界です。

言葉にもイメージにもなっていない世界。

無でありながら、そこには無限の何かがある。

見えないし、聞こえないし、何も理解できないし、認識できないけれど、確かに感じる、無限の満ち溢れる何かを体感し、体得することでしょう。

その時、あなたは宇宙の根源と一体になったのであり、そのあとのあなたは、それ以前のあなたとは別の意識のあなたとなるでしょう。

新しいあなたとなっています。

こうした話を、これからも時々、話していきたいと思います。

北極星と北斗七星は、あなたとともにあります。

── ポラリス

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