
北極星・ポラリスのメッセージです。
恐れに支配されずに生きるための四つの智慧
恐怖心について話をしましょう。
人を不幸にしやすい心として、恐怖心があります。
今、恐怖心にとらわれている人は、相当苦しいことでしょう。
ゆえに、恐怖心をいかにコントロールし、対策していくかは、とても大切なことです。
そもそも恐怖心というのは、人間が安全に人生を歩むための警報器のようなものです。
崖に立てば恐怖心が出て当然ですし、刃物を振り回す人がいたら、逃げようとするのも当然です。
そのように、自分を守ろうとする本能として、恐怖心はある程度必要です。
ですから、永遠に恐怖心をなくそうとしなくてもよいのです。
時々、恐怖心がアラームを鳴らすように出てきても構いません。
問題は、恐怖心というアラームが、ずっと鳴りっぱなしになっている状態です。
心が恐怖心でいっぱいになり、心から恐怖心をなくせなくなるのは、とても苦しいことです。
恐怖心に支配されると、人はいつも通りではいられません。
アラームが鳴りっぱなしでは生きられないのと同じです。
いてもたってもいられなくなりますし、恐怖のあまり、誰かを攻撃してしまうこともあります。
恐怖心から疑心暗鬼となり、戦争が起きることもあります。
虐待をすることもあります。
また、恐怖心から、うつなどの精神疾患になることもあります。
仕事や人生において、新しいことにチャレンジできず、道を拓けないこともあります。
取り越し苦労も、持ち越し苦労も、恐怖心から生まれてきます。
過度な恐怖心は、本人を苦しめ、人生を行き詰まらせ、他人を傷つけ、社会を混乱させることがあるのです。
アラームが常に鳴り続けていたり、頻繁に鳴ったり、あるいは鳴る必要のない場面で鳴ったりするようなものです。
現代において恐怖心をコントロールするのであれば、まず知性を使ってみてはどうでしょうか。
その恐怖している出来事が起きる確率は何%なのか。
統計で考えてみたとき、事実はどうなっているのか。
意外に起きる確率が小さいにもかかわらず、その恐怖している事柄が「起きる、起きる」と思い込んでいるのではないか。
そう検討してみるのです。
恐怖心で悶々としているくらいなら、調べてみてはどうでしょうか。
二つ目は、理性で検討してみることです。
恐怖心にとらわれていると、論理が飛躍していることがあるからです。
ちょっとした兆候を見て、とんでもないことが起きると妄想している場合があります。
例えば人間関係において、相手のちょっとした言葉や態度から、ものすごい悪意を想像して、恐怖していることもあります。
しかし、それは想像が飛躍しているのです。
冷静に、事実と想像を分けて考える訓練をするとよいのではないでしょうか。
三つ目は、感性として、恐怖していることについて、「今までもなんとかなってきたのだから、今回もなんとかなる。なんとかやり過ごせる。必ずなんとかなる」と、自分に言い聞かせることです。
こうした、自分を落ち着かせる言葉を自分自身に言い聞かせることも効果があります。
四つ目は、悟りとして、もう自分のことを考えるのはやめて、他の人の幸福、社会の幸福などを考えて生きることを決意することです。
そのためには、内省したり、瞑想したり、祈ったりすることが必要でしょうが、そうした悟りを目指すことは、究極の恐怖心対策です。
あなたが恐怖心に苦しめられることが、少しでも減っていくことを心から祈っています。
── ポラリス

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