人生の勝利とは

今回は北斗七星の七番星の使い・アルカイドからのメッセージです。


勝利という言葉には、どうしても勝ち負けのイメージがあります。

勝つと言っても、誰に勝つのか、何に勝つのかによって、全く意味合いが変わってきます。
おそらく、他人との勝負に勝つ、競争に勝つという意味合いで使われることが多いでしょう。

ここで少し考えていただきたいのです。
そもそも勝つ必要があるのかを。
負けるが勝ちという言葉もあります。

勝つとは何か。

誰かと勝負して勝つことでしょうか。
試験に合格することでしょうか。
競争で上位になることでしょうか。

私は勝ったあとが大事だと思います。
人生の最後に、満足のいく人生であったと思える人生を歩むことが勝利です。

そんな人生を生きているでしょうか。

人を蹴落とし、人を傷つけて得た勝利は、最終的には勝利ではなくなります。
その代償を払わなくてはならなくなります。

勝利には目標が必要です。
志です。

さらに戦略が必要です。
智慧です。

そして、忍耐強く、努力し続ける必要があります。
耐えて、耐えて、匍匐ほふく前進してでも、努力し続けるのです。

負けるが勝ちという局面は人生で何度も出てきます。
あなたが折れたほうがいい時があるのです。

プライドが高く、頭を下げられないと、前に進めないこともあります。

のちのちのために、人生の最後にニコッと笑えるために、負けることは勝利への道であるのです。
勝利とは、そういうものです。

さらに話を進めましょう。

勝つということが、他人ではなく、自分に打ち克つという意味であったり、目標を達成したりするという意味であったりするかもしれません。

私は勝利というものを、死後の世界における勝利と考えたいのです。

人間は死んでも その魂は残ります。

多くの人がなんとなく、そうではないかと思っていることと思いますし、そうであってほしいと願います。

死ねば何もかも無くなるという考えを持っていてもいいのですが だから 自分の好きなように生きればいいとか 他人を傷つけてもいいとか 自堕落な生活をしてもいいとは 思わないでほしいのです。

死ねば何もかも無くなるという考えを持ってもいいのですが、それでも、他の人の幸せのために生きてほしいし、世の中がより良くなるために生きてほしいし、より良く生きてほしいと思います。

そうした、より良く生きる人生を歩むことを止めないでほしいのです。

実際には死んでからも魂は存在します。
ですから、死んでからのちのあなたが、生きていた時を振り返って、人生が勝利していたと言えることこそ勝利だと思います。

死後に天国と地獄があるのか、最後の審判を待つのかといった宗教的なことは、信じる人もいれば信じない人もいるでしょう。

私はあなたに宗教に入ってほしいと言っているのではありません。
もちろん私を信仰してほしいと言っているのでもありません。

そういうことではないのです。

私が言いたいのは、ただ一点を、仮に信じてほしいということです。

あなたの肉体は死んでもあなたの魂は生き続けるということを。

西洋哲学で有名なソクラテスやプラトンは、死んでも魂は生き続けると説いていました。

ソクラテスもプラトンも宗教の教祖ではありませんし、宗教団体を作っていたわけでもありません。
哲学をしていたのです。

何が言いたいのかと言うと、死んでも魂があると信じたり、確信して生きるたりすることは、宗教に入っているかどうか、信仰を持っているかどうかに関係なく、普通のことであるということです。

ですから私はみなさんに、肉体は死んでも魂は生き続けると思って生きてほしいのです。

そして、死後のあなた、肉体を失った時のあなたのことを、時折、想像してほしいのです。

死後のあなたから見て、今のあなたが望んでいる勝利は、ほんとうに勝利なのかどうかを考えてほしいのです。

もしかしたら今のあなたが得たい勝利は、どうでもいいこと、あるいは、こだわらなくていいことかもしれません。

いえむしろ、負けることのほうがあなたの魂にとっては勝利かもしれないのです。
これが、冒頭でお話ししたことの意味です。

あなたの死後の魂にとっての勝利を目指してほしいのです。

それが、ほんとうの意味での勝利ではないかと思います。

死後、後悔することがないように、死後、自分の人生に誇りが持てるように、あなたが勝利することを心から応援しています。

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