宇宙、人生、真理の根本

この記事は約4分で読めます。

今回のポラリスのメッセージは「宇宙、人生、真理の根本」です。

宇宙、人生、真理についての根本についてお話ししましょう。

宇宙を人間の知性で理解しようとすると、とても複雑であり、理解不能でもあります。

それは人生も同じでしょう。

あえて理解しやすくお話しするならば、宇宙には三つの方向性があります。

これら三つの方向性を理解して生きることは、人生において有意義だと思います。

一つ目は変化するということです。

この変化を諸行無常と捉えてもよいのですが、私はあえて積極的なものと理解したいと思います。

すべての変化は究極において、物事をよりよくするために起きている、と。

そして、すべての存在は、自分に対しても、他者に対しても、環境に対しても、より良くなることを目指すこと。

これを進歩、進化と呼んでもいいでしょう。

二つ目は安定です。

それを調和と呼んでもいいですし、秩序と呼んでも、調整と呼んでもいいです。

そうした、落ち着きたいという方向性があります。

これを愛と呼んでもいいでしょう。

人は、このどちらか一方を求めやすいのですが、どちらか一方では破綻するようになっています。

またこの二つの方向は、今の地球人の理性では矛盾するように理解されますし、実際、両立は難しいです。

しかし第三の方向性があります。

それは、この二つの方向性を融合させようとすることです。

矛盾に見えるものを融合すること。

これは古来より唱えられてきたことでもあります。

この第三の方向性は固定化されているわけではなく、常にその時、その場所、その人によって変化しています。

常に第一の方向性と第二の方向性に影響されているからです。

この三つの方向性を意識して、物事を認識し、真理を求めることが、悟りと言われているものです。

さらにこの三つという考え方は、陰陽に対しても言えるし、物質と霊についても言えます。

物事を一で考えることも必要であり、二で考えることも必要ですが、三で考えることも必要です。

もちろん、さらに四で考えたり、五で考えたりすることも必要ですが、まず三で考えることの大切さからお話ししました。

次に、二で考えることについてお話ししたいと思います。

光と闇のように、物事を二つに分けて理解することについてです。

皆さんがよく知る、易の陰陽の原理にあるように「陰の中に陽があり、陽の中に陰がある。陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ず」といった考え方も真理でしょう。

※赤石注:「陰極まれば陽に転じ 陽極まれば陰に転ず」は、中国の古典『易経』に由来するとされる言葉。

しかし、では光極まって闇となるのか、闇極まって光となるのか、と言われれば、理論的にはそうですが、現実的ではありません。

善とは光であり、より善であるとは、より光が多いことであり、悪とはその逆です。

つまり、善悪はないということではありません。

善悪には人間が決めたものもありますが、その本質は宇宙の根源にあります。

光です。

善悪があるということを知り、では善とは何か 、悪とは何かを考え、善を求めることはとても大切です。

ですから、二で考えることも大切です。

しかし、それはあくまで光と闇で考えることが大切だということであり、人間が考えた善悪自体は方便にすぎません。

いくらでも改善していけばよいと思います。

陰陽の原理は、こうした、人間が考える善悪に適用する真理です。

では、光と闇はいかにして判別するのか。

それは瞑想と祈りと巡礼によってです。

これについてはいずれ詳しくお話ししますが、ここでは光と闇についてお話ししました。

最後に、『論語』にいう 「一以いつもっこれを貫く」ということをお話ししましょう。

まさに、一についてです。

※ 赤石注①:「が道は一以いつもっこれを貫く」(私の道は一つのことで貫かれている)は 『論語』里仁第四 15にある孔子の言葉。

宇宙は一つのことで貫かれているという思想は古来より存在します。

光、無、愛、エネルギーなど、何か根源なるもので貫かれていると。

これは真実です。

しかし、それを言葉にした瞬間に、その言葉から漏れる内容が必ず生まれ、その一なるものは不十分となります。

言葉にすると何かが不足してしまうのです。

そのため、一なるものは正確には言葉にできません。

体感したり、体得するしかないのです。

それでも各人がその人生において、一をもって、なんらかの理念、信条を貫くことは大切です。

それはドリルのように運命を変え続ける力となるでしょう。

宇宙の根源としての一なるものはありますが、それを表現することはできません。

しかし、人生において一をもってこれを貫くことは大切です。

これが、一についての思想です。

こうした思想は、仏教で十一面観音と言うように、最低でも十一まで紹介することはできますが、一般的には今日お話しした、一と二と三の、三つの独創的な考え方を持つことだけでも、人生は百字如意ひゃくじにょい、豊かで彩りのあるものとなるでしょう。

※赤石注②:百字如意とは、すべて思うようになること。

── ポラリス

《感想をお寄せください》