病との戦いは後世への最大の贈り物

北斗七星の五番星の使い・アリオトからのメッセージです。


闘病というものについて、考えてみましょう。

人生を一度も病気にならずに過ごし切る方はめったにいないと思います。

やまいにならずに自然死される方も、かつては病の時があったことだと思います。

内村鑑三は、その人の生き様が、後世に残す最大の贈り物である、と言いましたが、その一つは、その方がいかに病と闘ったのか、というものがあると思います。

もちろん、その方が人生において何を思い、何をなしたか、ということが最も大事なことですし、また、晩年の生き様というものも、他の人への贈り物になりやすいものです。

しかし、人生で何を思い、何をするか、と言われてもよくわからないというのが本当のところではないでしょうか。

また、晩年に有終の美を飾るにも、いつ人は死を迎えるかわかりませんので、明らかにわかる晩年の人もいるでしょうが、わからないこともあります。

そういう意味で、闘病のあり方は、確実に、あなたの縁のある方への贈り物にできるのです。

せっかくの人生ですが、自分自身の実感としては、なかなか人のお役に立てたように思えない方もいると思いますが、病といかに向き合うかは、あなたにとってチャンスなのです。

日本において、アントニオ猪木というプロレスラーがいましたが、その晩年の闘病のあり方は多くの人を勇気づけました。

長嶋茂雄というプロ野球選手もそうです。

本田美奈子さんという歌手が白血球と闘いながら歌った『アメイジング・グレース』は今も多くの人に感動を与えています。

みなさまも一度お聞きになるといいです。

こうした有名人でなくても、あなたが病とどう向き合い、どう生きたのかは、あなたに縁のある方に大きな影響を与えます。

怪我もそうです。

事故もそうです。

病の時、人は他の人になんらかのお世話をされることが多いです。

また、痛み、絶望感、不安感などで、救いを求めることも多いです。

それは仕方がないことです。

しかし、そのなかで、何か自分にできることはないだろうか、と考え、少しでも実行しようとするかどうかは、とても重要なことであります。

笑顔になる、それだって十分、すごいことです。

感謝を述べる、それも偉大なことです。

明るく前向きに過ごす、そこまでできたら十分です。

他の人を慰め、励ます、それができれば偉人の領域ですね。

目を開けられない、口も聞けない、手も動かせないので、心の中で他の人の幸せを祈る、それは表面的にはわからなくても、あなたの存在から出る波動は、他の人々を勇気づけ、立ち直らせる力になるでしょう。

最高の贈り物です。

こうしたことが、病の時、いざという時にできるよう、普段から、そういう自分でありたいと願い、そういう生き方をしたいという信念をもっておくことは、無駄にはならないと思います。

私たち一人ひとりの人生が他の人への贈り物になりますように、心よりお祈りしています。

── アリオト

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