勇気とは何か

今回は北斗七星の六番星の使いからのメッセージです。
六番星の理念は「勇気」「豊かさ」です。
テーマは「勇気とは何か」です。
六番星の使いからのメッセージ
現代では勇気について語られることが少なくなりました。
勇気を出すのは恋愛で告白する時とか会社を辞める時、転職の申し出をする時、そうした時かもしれません。
しかしそれだけが勇気ではありません。
勇気には人生を飛躍させる力があるのです。
みなさんには勇気を出す価値を知っていただきたいと願います。
勇気を出すとは、やぶれかぶれになって 「えいやー!」 目をつぶって何かをすることではありません。
後先を考えずに「もう どうにでもなれ!」と破れかぶれになって、やってしまうことではありません。
勇気とは恐怖する場面で必要とされるものです。
リスクが十分わかっていて、それでも行動しなければならない時に行動する、ほとばしるエネルギーです。
行動した後に逃げられるのなら勇気などいりません。
行動した後、責任を問われないのであれば勇気などどこにもありません。
勇気は行動した後、どんなにやっかいなことになるのか、どんなに責任を取ることになるのかを十分に理解した上で行動する気力です。
自分を守るために大胆なことをしてうまくいくこともあります。
それは一見、勇気のように見えますが勇気ではありません。
勇気は、ここで自分が行動しなければ自分は自分でなくなる時に発動させるものです。
ここで行動しなければ一生、後悔するだろう時に発動させるものです。
勇気とは自分が自分らしく生きるために発動するものです。
勇気はあなたが生きてきた意味を、あなたが証明するために発揮するものなのです。
勇気を出してさらなる困難に巻き込まれることもあるでしょう。
しかし勇気はあなたの心を、魂を、あなたが生まれてきて、今まで生きてきた意味をあなたに与えてくれます。
これを人生の飛躍と言わずして、なにを飛躍と言いましょうか。
勇気ある人生をともに歩みたい。
そう心から願っています。
赤石風斗から皆様へ
勇気ということを普段の生活で意識することはあまりないかもしれません。
ただ何かの時、例えば失敗してはいけない時、失敗したくない時に、一歩を踏み出すのが怖くなり、自分には勇気がないと思ったことがある方はいらっしゃるでしょう。
私は何度もそんなことがありました。
そんな時は自分が小さな人間のように感じます。
なぜ自分には勇気がないのか、どうしたら勇気ある人間になれるだろうかと考えました。
自分は結果を考えすぎるのではないか、恐怖心が強いのではないか、などと自己分析もしました。
このメッセージでは、勇気ある人間になる方法の前に、そもそも勇気とは何かが示されています。
これは私にとっては目から鱗の話でした。
勇気とは、後先を考えずに破れかぶれになって何かをすることではなく、また、結果を考えないから出るものでも、リスクを恐れないから出てるものでもない。
恐怖する場面で発動されるエネルギーである、と。
私は失敗が怖いから勇気が出ないと思っていましたが、逆で、失敗が怖いからこそ勇気が必要であるというのです。
ではそのエネルギーはどうしたら出てくるというのでしょうか。
メッセージでは、勇気は自分が自分らしく生きるために発動するもの、ここで行動しなければ一生後悔するだろう時に発動するものだと語られています。
勇気が出ない時は、失敗やリスクのことばかりを考えています。
しかし考えるべきは、その行動は自分が自分らしく生きるために必要なことか、行動しないことで一生後悔することはないかということであり、行動すべきだと思った時、自ずと勇気という名のエネルギーが湧いてくるというのです。
テレビ番組で、危険にさられた子供を見て、大人が自らを顧みずに身を挺して助けるという映像を目にすることがあります。
周りの人はそれを勇気ある行動と呼ぶでしょうが、おそらくご本人は勇気を出したという意識はないのではないでしょうか。
その人が常日頃、内面で育てていた思いや考えが、一瞬のうちに勇気として発動するのだと思います。
そうであるならば、自分が自分らしく生きるとはどういうことかを考え続け、自分らしい人生を生きようとすることこそが、勇気という名のエネルギーを生み出すのではないでしょうか。
そして実際に勇気を発動した時、私たちは人生の飛躍を体験するのだと思います。
そうした人生の飛躍を体験したいと思います。
共に、勇気ある人生を歩んでまいりましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
引き続き、ご訪問いただけると幸いです。
赤石風斗
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