
北斗七星の六番星の使い・ミザールからのメッセージです。
礼の本質-宇宙エネルギーの循環
「礼」ということについて、お話ししてみましょう。
今の時代、「礼」という言葉はあまり耳にしないかもしれませんが、かつて中国の孔子がその重要性を説きました。
「儒教」と呼ばれている教えです。
「礼」と聞くと、まず「礼節」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
それは言葉遣いや挨拶、立ち振る舞いといった細かいルールのことです。
冠婚葬祭のしきたりや、現代のマナーも礼節と言えるでしょう。
マナーと言い換えるとわかりやすいかもしれません。
「面倒だ」と言いながらも、私たちは日々の生活の中で知らず知らずのうちに身につけているものです。
食事の時の「いただきます」「ごちそうさま」という言葉も、単なるマナーを超えた、立派な礼節です。
礼節やマナーは、お互いへの配慮から生まれたものです。
他人と関わり、スムーズな人間関係を築く上で意外なほど効果がありますから、その都度少しずつ覚えていくことをおすすめします。
感謝や喜び、お詫びの表現には一定の形があります。
これを知っておいて損はありません。
なぜなら、形を知らないことで、あなたの意図に反して相手に誤解されてしまうこともあるからです。
逆に「礼」を知っていれば、自分の気持ちを最大限に表現でき、相手の気持ちも深く理解できるようになります。
具体的な作法については、ぜひご自身でも勉強してみてください。
さて、ここからはその本質である「礼」の正体についてお話しします。
礼とは、宇宙や地球、そして人間に流れているエネルギーを、各人がより良く受け止め、万物万象へとより良く流していくことなのです。
この世界には、さまざまなエネルギーが流れています。
そのエネルギーは、私たちの受け止め方や流し方一つで、作用の仕方が変わってしまいます。
礼とは、いかに上手にそのエネルギーを循環させるための「心」であり、「言葉」であり、「行動」なのです。
礼の根本にあるのは、すべての存在への尊崇の心です。
太陽をはじめとする自然界のエネルギーへの敬意や、季節の移り変わりへの感動。
その心は、歴史上の偉人や今を生きる素晴らしい人々への尊敬、そして感謝へと繋がっていきます。
それは身近な人々に対しても同じです。
あなたを育て、世話し、親切にしてくれた人。助け、支え、導いてくれた人。
そして守ってくれた人たちへの感謝の心――。
これらはすべて「礼の心」です。
「お礼をする」と言いますが、礼の心を持つと「何かをお返ししたい」「この尊敬を表現したい」という思いが自然と湧き、具体的な行動となって表れます。
こうして世界中の各地域で、古くから人々は礼の心を表現してきました。
それが「しきたり」や「習慣」となり、「儀礼」や「マナー」として形作られてきたのです。
現代においては、形骸化して無駄に思えるものや、変えた方がよいものもあるでしょう。
それは変えていっても構いません。
ただ、それらは長い年月をかけて磨き込まれてきたものであることも忘れないでください。
特に儀式や儀礼には、宇宙や万物からいただく「目に見えない霊的な力」が宿っていることもあります。
何より大切なのは、形式そのものではなく、その奥にある「礼の心」です。
礼を重んじる心は、きっとあなたの人生を豊かに潤してくれることでしょう。



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