
七番星・アルカイドのメッセージです。
善悪を問い続け、自分や他人の悪と戦いながら、心の穏やかさを失わない
悪と戦うということについて話をしましょう。
そもそも「悪とは何か」というのは非常に難しい問題であり、正確に定義しようとするだけで、一生が費やされてしまうでしょう。
一般的には法律を犯すことが悪とされますが、その法律自体が間違っていたり、未熟だったりすることもあるため、法律が絶対とは言えません。
感覚的には、あなたに危害を加えるものを悪だと感じるでしょう。
ただ、知らず知らずのうちに、あなたのほうが誰かに危害を加えている場合もあるため、一概には言えないのです。
このように「悪とは何か」と考えていくとわけがわからなくなり、しまいには「善悪なんて存在しない」などと言う人もいます。
しかし私は、人は常に善悪を求め、善を行い、悪を行わないようにしなければならないと思うのです。
もし自らが悪を犯したならば反省し、罪を償わなければなりません。
さらに、他人が自分に悪を犯すことを防ぎ、時に他人が犯す悪と戦わなければならないこともあるでしょう。
そして、私たちの持つ善悪の基準はまだ未熟なものですから、よりいっそうの成熟を求めて、善悪についての考え方を高めていかなければなりません。
人から学び、書物から学び、情報ツールから学び、内省を深め、あなたの思う善悪を成長させ続けなければならないのです。
だからこそ、善悪を問い続けることは大切なことなのです。
また、あなたは「自分が犯してしまいがちな悪」とも戦わなければなりません。
心の中で思ってしまうこと、考えてしまうことで、「これは悪だ」と思うものがあれば、それと戦わなければならないのです。
あなたが発する言葉や、あなたの行動において、他人に害を与えることをやめ、自分が悪と感じることを手放していかなければなりません。
それは極めて精神的な戦いですが、自分の悪と戦い、勝利することを目指してほしいのです。
その方法は数多く説かれていますし、これからも説かれ続けるでしょうから、学び続け、実践し続けてください。
さらに、他人があなたに犯す悪と戦わなければならない時もあります。
ですが、必ず戦うべきだとは言いません。
もし戦うのであれば、自分一人で戦うのではなく、あなたに力を貸してくれる人を探し、その協力を得ながら、知恵を使って戦うことです。
しかし、戦いには負けることがあるのも現実です。
もしあなたがボロボロになってしまうことが予想されるのであれば、早めに逃げることも大切です。
「逃げるが勝ち」という言葉もあるのです。
戦うのはとてもつらいことであり、誰もが勝利を目指すものです。
しかし、「負けるが勝ち」や「逃げるが勝ち」という考え方もあることを頭に入れ、柔軟に対応したほうがよいでしょう。
社会悪に対しては、政治参加、言論、表現、そしてネットワークで戦うことを方針とすべきです。
暴力からは憎しみの連鎖しか生まれないことを肝に銘じてください。
言論の力、法律の力、政治の力、経済の力、教育の力、ネットワークの力、文化の力、文明の力、そして霊的な力を使って戦っていくことこそが、長い目で見て善を実現していくことになるでしょう。
そして再び、あなたの心を見つめてみてください。
いつもカッカと熱くなってはいないでしょうか。
いつもイライラしてはいないでしょうか。
いつも何かに怒ってはいないでしょうか。
── それは「悪」です。
一日のうちの一定時間は、あなたの心は穏やかで、柔和で、落ち着いていて、平静でなければなりません。
他人や社会と戦い始めると、どうしても「戦闘モード」が常にオンになってしまい、そのモードのまま固定されてしまいがちです。
すると、あなたの心がいつの間にか、阿修羅の心や、鬼の心そのものになってしまいます。
それこそが悪なのです。
ですから、悪と戦い始めたら、戦闘モードになるのは仕方がありませんが、一日のうちの一定時間はオンをオフにして、心穏やかに、優しい心を取り戻さなければなりません。
そうしなければ、あなたの心は刃物を振り回す悪の心になり、結果として悪に敗北することになってしまうでしょう。
悪と戦うというのは、とても大切なことです。
これが、みなさんの考えるヒントになれば幸いです。
── アルカイド

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