
三番星・ティンニーンのメッセージです。
人を動かす説得力は、確かな知識と日々の生き方から生まれる
「もっと交渉力があれば」と思う人は多いのではないでしょうか。
仕事を進める時でも、家族や親戚、近所の人と話す時でも、何かを相手に伝えたい時には、「もっと上手に話せたら」「何とか理解してもらえたら」と思うことがあります。
交渉力が高ければ、自分の考えを相手に理解してもらい、物事を前へ進めやすくなります。
交渉力には、立場や権限、お金などが必要だと考える人もいるかもしれません。
確かに、それらが力になる場合もあるでしょう。
しかし今回は、それ以外の「交渉力のもと」についてお話ししたいと思います。
日本の歴史に、坂本龍馬という人物がいます。
龍馬には、最初から大きな地位や権力があったわけではありません。
それでも、多くの人と関わり、交渉しながら、自分の構想を実現しようとしました。
では、その説得力はどこから生まれたのでしょうか。
私は、大きく二つあると考えています。
一つ目は、知識です。
人を説得しようと思うなら、自分が話していることについて、十分に学んでおかなければなりません。
特に大切なのは、歴史と世界の動きを知ることです。
これまで何が起きてきたのか。
今、世界で何が起きているのか。
そして、これから何が起こる可能性があるのか。
時間の流れと、世界という広がりの両方から物事を見ることができれば、自分の話にも厚みが生まれます。
知識だけでなく、その知識をもとにした分析や未来への展望が、説得力につながっていくのです。
だからこそ、勉強は大切です。
本を読むことも、人から話を聞くことも大切です。
今であれば、SNSやAIも情報源として利用できるでしょう。
ただし、情報は何でもそのまま信じればよいわけではありません。
情報の精度が低ければ、かえって説得力を失ってしまいます。
一つの情報だけを鵜呑みにするのではなく、二つ、三つと別の方向から確かめてみることです。
そして、必要な知識は自分の中に蓄えておくことです。
交渉の場で、その場その場で調べなければ何も話せないようでは、十分な説得力にはなりません。
そして、もう一つ大切なのが「人間力」です。
交渉力とは、人間としての総合的な力でもあります。
これは数字では測りにくく、少しわかりにくいものかもしれません。
しかし結局のところ、普段からどのような心で、どのような生き方をしているのか、ということです。
自分の利益や欲望だけを考えて生きている人が、いざという時だけ立派なことを語っても、なかなか人の心には届きません。
反対に、自分の利益を超えて、誰かのため、社会のために何かをしたいと考え、普段からその思いに沿って生きている人の言葉には、自然と力が宿ります。
坂本龍馬が今なお多くの人を惹きつける理由の一つも、個人の利益だけではなく、国や社会の未来について考えようとした、その心意気にあるのではないでしょうか。
人は、言葉だけを聞いているわけではありません。
その人が何を大切にし、どのように生きているのかも感じ取っています。
だからこそ、交渉力を高めたいのであれば、知識を身につけると同時に、自分自身の生き方も磨いていくことです。
しっかり学ぶこと。
そして、しっかりとした心意気を持つこと。
私は、この二つが交渉力を高める大切な土台だと考えています。
今回は坂本龍馬を例にしましたが、自分自身の仕事や人間関係に置き換えて考えてみると、何か参考になることがあるかもしれません。
ぜひ、日々の生活の中で役立ててみてください。
── ティンニーン

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