戦争を合理化しない心

二番星・メラクのメッセージです。

正義や理屈で犠牲を覆わず、矛盾を抱えながら平和を願う

戦争は、心が痛みますね。

兵士であろうと、一般市民であろうと、兵器によって傷つき、命を失う人がいます。

そして、その家族や友人の悲しみも、計り知れないものがあります。

どうしたら、地球上から戦争がなくなるのでしょうか。

神や仏がおられるのなら、戦争をなくしてほしい。

そう願わずにはいられません。

人間が愚かだから、仕方がないのでしょうか。

人間がその愚かさを思い知るために、人はこれほどまでに傷つき、苦しまなければならないのでしょうか。

個人のカルマなのでしょうか。

人類のカルマなのでしょうか。

悠久の時間のなかで、幾度も転生を繰り返しながら、魂は癒やされ、向上していくのでしょうか。

すべては神のご計画なのでしょうか。

人間が善悪を考えてはいけないのでしょうか。

たとえ、どのような教えがあろうとも、どのような考え方があろうとも、私は戦争をなくしたいのです。

できることなら、戦争を起こさないでほしいのです。

そして、起きてしまった戦争は、一日も早く終結してほしいのです。

どのような正義があろうとも、どのような理屈があろうとも、どのような歴史があろうとも、どのような教えがあろうとも──

それだけが絶対に正しいと、証明することはできないのではないでしょうか。

だったら、戦争を合理化するのは、やめませんか。

ある程度は、自分たちの行為を合理化してしまうものだと思います。

それは人間である以上、避けられないこともあるでしょう。

けれども、戦争をするということ、戦争を続けるということは、誰かの身体を傷つけ、痛みと恐怖を与え、悲しみを生み続けているということを、忘れないでほしいのです。

お願いですから、戦争を完全に合理化することだけは、やめませんか。

アメリカの南北戦争の時、リンカーン大統領が戦争の重圧に深く苦しみ、神に祈っていたという記録があります。

自らが戦争を指揮する立場にありながら、その犠牲や苦しみを当然のものとして受け止めることなく、悩み、祈り続けていた。

その一点だけでも、私はリンカーンを尊敬できます。

そうであってほしいのです。

そうであってこそ、戦争で傷ついたすべての人の悲しみも、少しは報われるのではないでしょうか。

矛盾を合理化してしまえば、心は楽になります。

でも、合理化せずに、矛盾を矛盾のまま抱え、そのことに苦しみ続けることも、一つの愛ではないかと私は思います。

人生は単純ではありません。

いつも矛盾があります。

割り切れないことがあります。

それを抱えながら、苦しみながら、それでも少しでも人や世の中がよくなるように願い続けること。

それが、世界平和のための礎になるのではないかと思います。み

なさまとともに、戦争のない世界を目指したいと思います。

── メラク

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