
一番星・ドゥーべのメッセージです。
神への信仰と数学的直観が共存した天才の人生から考える
科学と霊性の融合こそ未来社会を拓く鍵である、という信念を持って活動される方は多くおられます。
たとえば、心理学者カール・グスタフ・ユングと物理学者ヴォルフガング・パウリは、心理学と物理学という異なる領域を超えて対話を重ね、共時性や、心と物質の関係について考察しました。
ユング自身も、1944年に心臓発作で生死の境をさまよった際、宇宙空間の高い場所から地球を見下ろすようなヴィジョンを体験したと記しています。
さらに時代をさかのぼれば、近代科学を代表するアイザック・ニュートンも、錬金術について、膨大な研究を残しています。
科学と霊性は、もともと分けることができないものなのです。
科学と霊性の融合は、誰か一人の天才の力で成し遂げられることではありません。
これまで多くの人々が科学と霊性を融合させようと考えてきたように、これからも世界のさまざまな場所で、その大切さが訴え続けられていくことでしょう。
ただ、霊性とは何かを定義しようとしても、なかなかできるものではありません。
悟りとは何か。
意識とは何か。
神とは何か。
それぞれについて感じることはできますが、多くの人が納得できる形で、一つの定義を与えることは簡単ではありません。
そこで、ここではひとまず、現在の科学だけでは捉えきれない、目に見えないものの存在や意味を感じ、それを人生や世界を考えるうえで大切にする性質を「霊性」と呼ぶことにしましょう。
今日は、その科学と霊性について考える一つの事例として、インドの天才数学者、シュリニヴァーサ・ラマヌジャンをご紹介します。
ラマヌジャンは1887年にインドで生まれ、1920年、32歳という若さで亡くなった数学者です。
彼は、大学で十分な数学教育を受ける機会には恵まれませんでしたが、独学で数学を探究し、数論、無限級数、連分数などの分野に独創的な成果を残しました。
晩年には「モックテータ関数」と呼ばれる新しい関数についても記し、その研究は死後も長く数学者たちを魅了し続けました。
彼が残した数式や定理の数は、3,900個以上にのぼります。
彼は、西洋数学における「厳密な証明」の形式を残すことに関心が低く、また、若くして亡くなったこともあり、ノートには公式のみが大量に書き遺されました。
その後、100年以上にわたり多くの数学者たちの手によって、ラマヌジャンの残した数式の大部分が正しいことが証明されました。
そして、ここからが非常に興味深いところです。
ラマヌジャンは敬虔なヒンドゥー教徒で、自身の公式について「女神ナーマギリが自分の舌の上に書いてくれた」「夢の中で彼女が数式を明かしてくれた」と固く信じていました。
「科学的に」考えたら、あまりにも不思議なことはないでしょうか。
まさに奇跡です。
奇跡と言うと、よく、宗教などで病気が治る奇跡が報告されますが、なかなか認めません。
偶然、病気が治ったと解釈されることが多いようです。
宗教でなくても、私たちの周りには、奇跡としか思えない出来事はありますが、同じように、偶然ということで片付けられてしまいます。
しかし、このラマヌジャンの奇跡はどうでしょう。
すべて、脳内の記憶が原因である、という方もいます。
しかし、脳内に数学の公式を暗記していたら、偶然、記憶が結合して4000に近い公式を思いつく、そう考えることが、果たして科学的でしょうか。
むしろ、ラマヌジャン自身が言うように、科学では証明されていない存在から、同じくまだ証明されていない数学の公式を教えられていた、と考えるのが、科学的な考えだと思います。
こうしたラマヌジャンの出来事を、霊性で受け止めることこそ科学的です。
そして、このように霊性と科学が融合することで、地球の未来、人類の未来、各個人の未来が明るく拓けていきます。
彼の人生において起きた奇跡は、科学と霊性は融合しているという真実の大きな証明になっています。
あなたも科学と霊性の融合について誰かと話をしてください。
それがあなたの未来、縁ある方の未来、地球の未来を明るくしていきます。
── ドゥーべ

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