
六番星・ナミルのメッセージです。
日々の小さな誠実さを積み重ねることが、勇気を育てる
「自分は、なんて勇気がないのだろう」と思っている人はいないでしょうか。
むしろ、そう思う人がいてほしいと私は思います。
自分には勇気がないと感じることがなければ、世の中のため、人のために生きていくことは難しいのではないでしょうか。
「これは仕方がない」「あれも仕方がない」と言って、勇気のない自分を認めようとしない人もいます。
勇気について語った有名な言葉に、『論語』の「義を見てせざるは勇なきなり」があります。
義とは、正しいことです。
人として「これはすべきである」と思うこと、それが義です。
義は、特別な場面にだけ現れるものではありません。
日常生活の中にもたくさんあります。
あなたの人生にも義があります。
あなたの仕事にも義があります。
社会に対して働きかける中にも、義があります。
そしてある時、その義が、はっきりとあなたの目の前に現れることがあります。
その時、あなたは動けるでしょうか。
それとも、足がすくんで動けなくなるでしょうか。
そこで問われるのが、勇気です。
勇気を出して行動するためには、まず羞恥心と戦わなければならないことがあります。
「恥ずかしい」「人からどう見られるだろう」という心を、乗り越えなければならないのです。
次に、自分にとって不利になることが予想される時、場合によっては、それがほとんど確実だと思える時にも、自己保身の心を乗り越えなければなりません。
さらに、自分の名誉さえ失うかもしれないという恐れが出てくることもあるでしょう。
それでも行動する。
勇気ある行動とは、それほど難しいものなのです。
勇気は、心の中で思っているだけでは勇気とはいえません。
行動してこそ、勇気になるのです。
そして、その勇気は、普段から何の鍛錬もなく、突然発揮できるものではありません。
「義を見てせざるは勇なきなり」
この言葉を心に置きながら、毎日の生活の中で起きる一つ一つの出来事に対して、勇気を発揮しようと努力することが大切です。
たとえば、仕事でミスをした時。
ごまかしたいという気持ちが出てきたとしても、その心と向き合い、自分の非を正直に認めて謝罪する。
それも勇気です。
自分がしてしまったことについて言い訳をするのは簡単です。
しかし、まっすぐに、誠実に、嘘をつかずに生きていくには勇気がいります。
こうした日常生活の中で、勇気ある自分であろうと努力し続けているからこそ、いざという時に、さらに大きな勇気を発揮することができるのです。
突然、勇気を求められる場面が訪れた時にも、勇気ある行動を選べるようになります。
こうして勇気について考えていると、私自身も「自分は勇気がない」と思います。
「自分はなんて勇気がないのだろう」と感じることがあります。
自分を情けなく思うこともありますし、自分には卑怯なところもあるのだと感じることさえあります。
それでよいのだと思います。
理想通りに生きられる人など、そう多くはいません。
私も凡人です。
普通の人間です。
そして、未熟です。
悔しいと思うほど未熟です。
だからこそ、勇気ある自分になりたいと願い、今日も日常生活の中で、義を見た時に行動できるよう努力したいと思うのです。
やはり私は、人の幸せのために生きられる自分でありたいからです。
あなたも、ともに勇気ある人生を歩んでみませんか。
言い訳をするのは簡単です。
自分を弁護するのも簡単です。
それでも私は、あなたとともに、勇気ある人生を歩んでいきたいのです。
── ナミル

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